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しし座流星雨３

１８日午前１１時に家族３人で自宅のある上尾市を出発し野辺山のペンションには３時半に到着。事前に電話で確認していましたがここは場所柄星を見に来る客が多く、夜の出入りは問題なしとのこと。特にこの日の泊まり客は全てしし座流星群目当てなので気を使わなくて済みました。

着くとすぐに観測地を探しに行きましたが、ペンションのすぐ裏手が東から南が開けておりしかも景観がすばらしい絶好の観測地だったのでほっとしました。すでに１人流星観測目当てらしき車が１台停まっていたので話しかけてみると、やはりそのとおりで目の前に見える野辺山天文台のパラボラアンテナと流星を同時に撮影するためにここにいるのだといいます。話をして私もその奥で撮影をすることになりました。

ペンションに帰って早めの夕食をとりましたが食堂にいた方が同じ埼玉から流星群を見に来た方で今夜の流星の話で盛り上がりました。みんないっしょでアッシャ博士の予報を信じているいわばアッシャ信者です。当たれば神様、はずれたら詐欺師になるんだろうなぁと思いました。


しし座流星雨　カシオペア付近

しし座流星雨　北斗七星付近

しし座流星雨４

２１時、まず私１人で機材のセッテングをしに観測地に向かいましたが、先に来ていた人に聞いたところまだ流星は流れていないといいます。とりあえず快晴でほっとしました。さすがに野辺山の空だけあって沈みかけている白鳥座やカシオペア座の天の川がきれいに見えます。この条件なら流星雨を観測する場所としては最高だろうと思いました。

この時間各地で観測している仲間と携帯で連絡をとったところ茨城県美和村は曇り、埼玉県秩父は雲はあるがなんとか見られるとのこと。同じペンションに泊まっていた人が観測にやってきました。こちらも２２時半くらいから天体写真の撮影を開始します。しし座流星群らしい流れ星はたまに流れるのですがその数はごく平凡でこの時点では流星雨を感じさせることはありませんでした。

ところが日付が変わることから状況が変わってきました。まずショーの開幕を告げるようなものすごく経路の長い大流星がいくつか見られました。これらは面積が有るようなぼーっとした見え方のする流星でとても変わっており印象的だったので２人でこりゃ今夜はすごいことになりそうだと俄然もりあがってきました。